【未成年でも買取はできるの？】用意するべき本人確認書類とは？

えま

買取の時に必要な書類にはどんなものがあるの？

未成年でも買取ってできるのかな？

買取業者はちゃんと本人確認してるの？

れお

こんな疑問に答えていくよ。

用意すべき本人確認書類とは？

誰でも買取ができるわけではありません。

古物営業法施行規制により、買取の際には本人確認が必要となっています。たとえ買取額が10円であったとしても本人確認が必要です。

本人確認の注意点

本人確認書類で提示を求められるものに「身分証のコピー」があります。間違って現物を送ってしまう人がいるようですが、コピーですのでくれぐれも間違えないでください。

れお

結構お年寄りで現物を送る人がいるみたいなので気を付けて！

自動車運転免許証や健康保険証を提示する人が割合が非常に多く、全体の９割を占めているほどです。もちろんパスポートや住民基本台帳カードなども利用可能です。

学生証や社員証は公的機関の発行ではない、という理由で認められない買取業者もあるようです。各業者によって確認が必要となります。

また、マイナンバーカードも身分証ではありますが、番号の取り扱いはとても慎重なものになりますので、できれば提示しないほうがいいかもしれません。

提示する身分証は当然、申込した内容と一致する必要があります。買取業者によっては、振込先口座の名義も一致する必要がありますので、申込の際は全てが揃っているか、十分に確認してください。

身分証明となる書類

れお

上述もしましたが、マイナンバーカードも可能ですが、取扱いは非常に慎重にしなければいけない部類になります。

近年、店から万引き・盗難が急増していることはご存知でしょうか。盗んでそれを買取業者に売って換金する人が多いです。また個人でネットを利用して転売する人もいます。

買取業者の取扱できない商品に、未開封の商品や同一商品の複数買取は不可というものがありますが、同じ理由で万引きの可能性が高いということから警察の依頼で買取業者が申込を控えているという現状があります。

未成年でも買取できるのか？

基本的に、未成年の買取は許可されていません。１８歳であっても学生である場合は買取不可としているところが多いです。

１８歳未満の場合は当然として、２０歳未満の場合は、買取業者によって違いますので確認が必要です。

では未成年が買取を行いたい場合はどうするのか？それには親の同意が必要となります。親の同意の上、未成年が買取を行うには、

• 親（保護者）と同伴しての来店
• 親（保護者）の同意書を持っての来店
• 親（保護者）が来店

が考えられますが、同意書の場合、代筆することも可能です。この場合、電話にて保護者に確認を取るお店が多いのですが、買取業者によって様々になります。

れお

細かい規定は各都道府県の条例で違ったりするよ。

買取業者が本人確認を怠った場合

買取業者が本人確認の義務を怠った場合には、営業停止になったり、営業許可を取消されることがあります（古物営業法２４条）。

さらに６カ月以下の懲役又は３０万円以下の罰金（あるいはその両方）の刑罰を科されるおそれもあります（同３３条１号、３６条）。

ですので買取業者はしっかりと確実に本人確認をするはずですので、売る側もしっかり準備を行っておきましょう。

まとめ