クラリネットをハードオフに売るといくらくらいになるの?
この疑問にお答えします。
- 不要になったクラリネットをハードオフで売るといくらくらいになるのかがわかる
- リサイクルショップで楽器を売ってはいけないことがわかる
- どこでクラリネットを売るべきかがわかる
もう随分弾いていない楽器が邪魔になったり、不要になったから処分したいと思った時にまず思い浮かぶのが、ハードオフなどのリサイクルショップに楽器を売るという選択肢になると思います。
全国あちこちに展開しているのであなたの家の近くにもあるのではないでしょうか。
しかし、身近にあるからという理由で売りに行くとあなたはかなり損をしてしまうことを知ってください。
ハードオフで買取れる楽器
まず、ハードオフで買取ってくれる楽器を見てみましょう。
- ギター・ベース本体(エレキギター/アコースティックギター/ベースギター)
- ギター・ベース周辺機器(エフェクター/アンプ/アクセサリ・パーツ)
- 打楽器(エレクトリックドラム/ドラムセット/スネアドラム/シンバル/ドラムペダル/ドラムハードウェア/パーカッション/その他打楽器アクセサリ)
- 木管楽器(サックス/クラリネット/フルート/オーボエ/その他木管楽器/木管楽器アクセサリ)
- 金管楽器(トランペット/トロンボーン/ホルン/その他金管楽器/金管楽器アクセサリ)
- ヴァイオリン属(ヴァイオリン/チェロ/ヴァイオリン属アクセサリ)
- 和楽器/エスニック楽器
- キーボード楽器(シンセサイザー/デジタルピアノ/電子オルガン/ファミリーキーボード/ロールピアノ/エレクトーン/キーボードアクセサリ)
- DJ機器/VJ機器
- PA・レコーディング機器(ミキシングコンソール/スタジオモニタースピーカー/スタジオモニターヘッドフォン/スタジオエフェクター/PA機器/マイクロフォン/スタジオアクセサリ/MIDI/DAW周辺機器)
ハードオフの公式サイトで確認すると上記の名前が載っています。ピアノやエレクトーンなど運搬が非常に困難な楽器以外は基本的には買取が可能と判断できます。
しかし、ここでの注意点として、各都道府県の各店舗によって買取ができる楽器が異なっている点は注意しなければいけません。
せっかく楽器を持参したのに、「この店舗では買取していません」となってしまっては無駄足となってしまうからです。
また楽器買取の買取額はハードオフ内での買取価格表があるので、どこのハードオフで買取依頼をしても基本的には一律です。
ではこの買取価格は相場に見合った買取額なのでしょうか?
リサイクルショップの仕組み
まずは、ハードオフをはじめとするリサイクルショップの仕組みを簡単に説明します。
リサイクルショップはその名の通り不要になったアイテムをリユース、つまり買取って再販するというものです。リサイクルショップも企業である以上、利益を得ないことには継続していけません。
利益を得る為に、出来るだけ安く買取り、そしてできるだけ高く売るというのは当然の考えになります。これによって利益が発生し、会社が存続できるわけです。
また壊れていたりした場合、修理をしないことには再販できない為、できるだけ壊れていないアイテムを買取ります。あるいは壊れているアイテムはさらに安く査定がなされます。
修理するのにも人件費やコストがかかってしまうからだね!
またリサイクルショップ側からすると買取ったとしても販売に繋がるアイテムを買取らないと意味がありません。ですからあまりにも古いだけのモノは店頭に出しても滅多に売れないので買取拒否されることもあるのです。
そして売価と仕入れ値は価格が大きく異なるということを覚えておくと良いでしょう。
この売価と仕入れ値の間には人件費などのコストが入ってきますので当然差が生じます。この差が、リサイクルショップで売ると安いという印象を持ってしまう理由になるのです。
【クラリネット】ハードオフの買取相場
以上を踏まえて、ハードオフでの買取相場を見ていきます。
リサイクルショップは実はそれほど相場をわかっていません。専門店に比べるとどうしても総合ショップは相場を把握しきれないのが事実です。
1つ1つ確実な相場はハードオフの中の人でないとわかりません。しかし、ある程度の予測をすることは可能です。
以下に一般的な買取相場を載せます。
一般的といっても買取タイミングや付属品、状態などで査定額は違いますし、査定額は日々変化していきます。美品レベルの楽器ですとさらに査定額は上がる可能性もありますのでご注意ください。
下記の査定価格の半額以下がハードオフでの買取価格に近いと思ってもらって結構です。
名前 | 査定額 |
Buffet Crampon B10 B♭管 | 7,000 |
Buffet Crampon B12 B♭管 可動式指かけ | 21,000 |
Buffet Crampon E11 B♭管 標準パッケージ | 20,000 |
Buffet Crampon E13 B♭管 可動式指かけ | 50,000 |
Buffet Crampon C13 B♭管 可動式指かけ | 52,000 |
Buffet Crampon R13 B♭管 可動式指かけ | 80,000 |
Buffet Crampon R13 A管 可動式指かけ | 85,000 |
Buffet Crampon R13 GL B♭管 可動式指かけ | 77,000 |
Buffet Crampon R13 GL A管 可動式指かけ | 82,000 |
Buffet Crampon RC A管 可動式指かけ | 93,000 |
Buffet Crampon RC E♭管 可動式指かけ | 100,000 |
Buffet Crampon RC GL A管 可動式指かけ | 93,000 |
Buffet Crampon Tradition B♭管 | 165,000 |
Buffet Crampon Prestige A管 可動式指かけ | 160,000 |
Buffet Crampon Prestige E♭管 可動式指かけ | 170,000 |
Buffet Crampon Festival A管 可動式指かけ | 160,000 |
Buffet Crampon Festival GL B♭管 可動式指かけ | 140,000 |
Buffet Crampon Festival GL A管 可動式指かけ | 150,000 |
Buffet Crampon Tosca E♭管 可動式指かけ | 280,000 |
Buffet Crampon Tosca GL B♭管 可動式指かけ | 240,000 |
Buffet Crampon Tosca GL E♭管 可動式指かけ | 260,000 |
YAMAHA YCL-250 | 17,000 |
YAMAHA YCL-255 | 19,000 |
YAMAHA YCL-450 現行 | 30,000 |
YAMAHA YCL-650 現行 | 40,000 |
YAMAHA YCL-651 | 27,000 |
YAMAHA YCL-842II CS A管 | 60,000 |
YAMAHA YCL-842IIV CS A管 | 70,000 |
YAMAHA YCL-CSVmaster | 98,000 |
YAMAHA YCL-CSVmaster A管 | 100,000 |
YAMAHA YCL-843II SE A管 | 65,000 |
YAMAHA YCL-843IIV SE A管 | 75,000 |
YAMAHA YCL-851II CX | 50,000 |
YAMAHA YCL-852II CS | 67,000 |
YAMAHA YCL-852IIV CS | 77,000 |
YAMAHA YCL-853II SE | 67,000 |
YAMAHA YCL-853IIV SE | 77,000 |
YAMAHA YCL-681II E♭管 | 60,000 |
YAMAHA YCL-881 E♭管 | 65,000 |
SELMER Prologue B♭管 | 42,000 |
SELMER Odyssee B♭管 | 55,000 |
SELMER Presence B♭管 | 80,000 |
SELMER Presence A管 | 90,000 |
SELMER Recital B♭管 | 120,000 |
SELMER Recital A管 | 125,000 |
SELMER Recital E♭管 | 140,000 |
SELMER Signature B♭管 | 120,000 |
SELMER Signature A管 | 125,000 |
SELMER Privilege B♭管 | 160,000 |
SELMER Privilege A管 | 165,000 |
1円でも高く売る方法
クラリネットを高く査定する方法は以下の5つです。
- 可能な限り綺麗な状態で査定に出すこと
- 付属品を揃えて査定に出すこと
- できるだけ早い段階で査定に出すこと
- 送る場合の破損・汚損に注意を払うこと
- 買取する店をしっかりと選定すること
これは楽器だけではなく、どんな物にも当てはまる方法です。この5つ以外にはありませんし、この5つだけチェックすることであなたのクラリネットが今の限界金額で査定されます。
詳しくは、【楽器を高く売る5つの方法】高価買取のポイントを教えます【断言】をご覧ください。
クラリネットをどこで売るのがベストか?
楽器を売ろうと考えた時に思いつくのは以下3か所でしょう。
- リサイクルショップ
- ネットオークション
- 楽器買取専門店
それぞれ特徴がありますので見ていきます。
楽器をリサイクルショップで売るのはお勧めしない
まず、大抵の地域にあるリサイクルショップへ楽器を売るという選択。例えば、ハードオフやセカンドストリートなどですね。
これらリサイクルショップへ売る行為はおすすめしません。ハッキリ断言します。リサイクルショップが楽器を査定する際、かなり叩き買いをされてしまいます。理由は上記の通りです。
多少金額が変わるのは状態や付属品によるものです。そしてその一定の査定額はかなり低いと言わざるを得ません。
その代わり、店舗を探し、店舗まで買取品を持って行かなくてはいけないことを忘れないでください。
当然査定時間もありますし、そこまでの交通費も合わせると個人的には効率は悪いと思います。
ネットオークションは低迷しつつある
メルカリやヤフオクなどに代表されるネットオークションという選択肢。誰でも登録をすれば自宅に居ながら自分で設定した金額で買手を探せるというもの。
一時、リサイクルショップよりも手間暇はかかるものの、高く売ることができるとブームになっていますが、実は現在その勢いが衰えてきています。
なかなか出品しても買い手が付かなくなってしまっているのです。
ネットオークションは少しでも高く売りたいという気持ちが値段に現れてしまい、多少高額で出品設定されています。
高く売れるかもしれないので、売る側は年々増えてはいるのですが、買手となるとそうではありません。
多少高く金額設定されていることが世の中に浸透してきていて、リサイクルショップなどで同じ安い品を求めたり、金額設定自体をかなり安くしてとにかく買手が付く様に変わってきているのです。
- やり取りや出品に時間がかかる
- 買手への商品配送に手間暇がかかる
- 個人間取引なのでトラブルが起こりやすくリスクが大きい
私も以前経験したことがありますが、やはり時間などの効率は悪いと感じました。はっきり言うと面倒くさいのです。仕事をしている人であれば休日をこれに費やす覚悟が必要だと思います。
例えば、買取業者に依頼したら5000円だった物が、メルカリだと6000円だった。でも出品準備ややり取りで合計して十数時間費やしてしまった。この場合、1000円の査定UPの為にあなたは時給いくらで働いたのですか?
非効率だなと誰もが思うはずです。
楽器買取専門店へ買取依頼する
楽器の専門店に買取依頼をするという選択肢。おそらくこれが一番効率が良い方法です。その理由は3つ。
- 楽器の知識があり、買取額が高くなりやすい
- 今や宅配買取が基本なので全国どこからでも買取依頼ができて、買取店で時間をつぶす無駄もない
- 電話1本、メール1通で買取依頼でき、業者によっては送付用のダンボール一式を送ってくれる(当然着払いで送り返せる)
宅配買取のデメリットもあげてみます。
- 査定や買取状況を目の前で見れない
- 買取の説明を1つ1つ聞けない
- 査定額が確定してから振込みまで時間がかかる
これらをあまり気にしないのであれば、楽器買取専門店に宅配買取依頼を行うのがベストです。
あなたが買取で重要視していることは何ですか?
物を売る時に人が重要視する部分は4つです。
- 買取金額が納得できるか?
- 買取スピードが遅くないか?
- 買取完了までの安心感や買取業者への信頼は十分か?
- ついでに他の買取も一緒にできるか?
だいたい、この4つの視点で人は物を売ります。そして全てを網羅した完全な買取業者というのは残念ながら経験上存在しません。
しかし、1つのことに滅法強い買取業者は数多く存在しています。ですのであなたが買取の際に最も重要視している部分に強い買取業者を選択することがベストな買取と言えるのです。
基本的な買取価格というのはある程度固定されていて、状態や付属品、人気、買取店の力の入れ方などで残りの査定額が上下する形になっています。
ですので「この楽器はどこ」というよりかは、「どのタイミングで」という方が重要なのです。
人気のおすすめ楽器買取業者
楽器買取業者はいくつかありますが、その特徴は様々です。
全てにおいてNO.1になる業者はないものの、あなたが重要視したい部分と業者の強みを合わせることで納得できる買取ができるはずです。
そこで、人が買取で重要視する「買取額」「スピード」「信頼」「まとめ売り」の4つに特化した買取業者を独自に調査。口コミ・評判・実体験など公式サイトだけではわからない点も総合してランキングにしました。
口コミや実体験からおすすめできない買取業者は全て除外してるから安心してね!